氷の城壁のこゆんはどんなキャラ?性格・身長・誕生日・人間関係を解説

教室の窓際で一人たたずむ氷川小雪と、彼女を見つめる仲間たち 未分類

『氷の城壁』のこゆんは、冷たく見えて実は誰より繊細な主人公・氷川小雪です。

周囲からは「女王」と呼ばれ、人との間に見えない壁を作ってきたこゆん。しかし、その無表情の奥にあるのは他人への無関心ではなく、相手を意識しすぎるほどの不器用な優しさでした。

この記事では、こゆんの性格や「かわいい」と言われる魅力、身長・誕生日などのプロフィール、五十嵐翼との過去、安曇美姫や雨宮湊との人間関係を、原作終盤のネタバレを含めて解説します。

『氷の城壁』のこゆんとはどんなキャラ?

こゆんの本名は氷川小雪(ひかわ・こゆき)。物語開始時は高校1年生で、人付き合いを避けながら一人で過ごしている女子生徒です。

鋭く見える目つきと感情の読み取りにくい表情から、学校では「女王」と呼ばれています。堂々としていて、誰にも頼らず生きられる人物に見えますが、実際の小雪はその印象から大きく離れています。

小雪は相手の言葉や表情を必要以上に深く受け止め、「今の返事でよかったのか」「変に思われていないか」と何度も考えてしまう人物です。

つまり、彼女の無口さは自信の表れではありません。間違った言葉で相手を傷つけることや、自分が拒絶されることを恐れた結果、何も言えなくなっているのです。

そんな小雪の日常を変えるのが、別のクラスにいる雨宮湊、幼なじみの安曇美姫、湊の友人である日野陽太です。性格も人との距離感も異なる4人が一緒に過ごすようになり、小雪の閉ざされた高校生活が少しずつ動き始めます。

原作は阿賀沢紅茶さんによる縦読み漫画で、2020年1月から2022年4月まで公式連載されました。単行本は集英社から全14巻が刊行され、全117話で完結しています。

こゆんの性格は冷たいのではなく繊細

こゆんの性格を一言で表すなら、慎重すぎるほど繊細で、優しいのに極端に不器用です。

他人に関心がないように見えますが、むしろ逆でしょう。相手の反応を気にしすぎるからこそ、自分から話しかけたり、本音を見せたりすることができません。

湊が壁の内側へ踏み込んできた当初、小雪は彼を苦手に感じていました。自分を知ろうとする湊に強い言葉をぶつけてしまいますが、その後は自分の言動を振り返り、深く反省します。

ここに、小雪の本質がよく表れています。人を突き放したまま平然としていられる人ではなく、突き放したあとに誰より長く傷ついてしまう人なのです。

仲直りを経て、湊と自然に過ごせる時間が増えていく。それは小雪にとって単なる友達作りではなく、「失敗しても関係は終わらない」と学んでいく過程でした。


こゆんの身長・誕生日・血液型は判明している?

こゆんの身長・誕生日・血液型については、素材内で確認されたアニメ公式サイトや集英社の公式情報では、裏付けられる数値や日付が見つかっていません。

そのため、出典が明確でないプロフィールを公式設定として断定するのは避けるべきでしょう。

項目確認できる内容
本名氷川小雪
愛称こゆん
学年物語開始時は高校1年生
周囲からの呼び名女王
幼なじみ安曇美姫
性格無口でクールに見えるが、実際は繊細で不器用
身長公式に確認できる情報なし
誕生日公式に確認できる情報なし
血液型公式に確認できる情報なし

検索結果や非公式な投稿では具体的な身長や誕生日が紹介される場合もあります。しかし、公式に確認できない情報は、ファンの推測や別人物のプロフィールが混ざっている可能性があります。

特に注意したいのは、アニメで小雪を演じる声優・永瀬アンナさんの誕生日が3月31日であることです。これは永瀬さん本人のプロフィールであり、氷川小雪の誕生日ではありません。

小雪は美姫や陽太と並ぶと体格差を感じられる場面がありますが、作画上の見え方だけから身長を数値化することもできません。「氷の城壁 こゆん 身長」と調べた人に対する現時点での誠実な答えは、公式確認できる具体的な数値はないとなります。

※画像はAIによるイメージ

『氷の城壁』のこゆんがかわいいと言われる理由

こゆんのかわいさは、外見だけでは説明できません。最大の魅力は、周囲から見える「孤高の女王」と、読者だけが知っている内面との落差にあります。

表情をほとんど変えずに会話を終えたあと、心の中では自分の言葉を何度も反省している。平静を装いながら、湊の反応一つで気持ちが大きく揺れている。その外側と内側の差が、彼女を放っておけない存在にしています。

表情に出ない感情がかわいい

小雪は喜びや動揺を大きな身振りで示すタイプではありません。だからこそ、わずかな視線の変化や返事までの間に、言葉より多くの感情がにじみます。

湊を意識し始めてからも、好意をまっすぐ表現することはできません。近づきたいのに、意識すると自然に振る舞えない。その態度を湊に「脈がない」と説解され、さらに距離が生まれてしまいます。

ただの恋愛下手に見えるかもしれません。でも小雪にとって、誰かを好きになることは、自分を評価される場所へもう一度立つことでもあります。

怖いのに逃げ切らず、少しずつ関係をつなごうとする。その小さな勇気こそ、こゆんのかわいさの核ではないでしょうか。

真面目すぎるほど自分と向き合う

小雪は自分の失敗を他人のせいにしません。考えすぎて動けなくなることはあっても、自分の言葉が相手を傷つけたと気づけば、逃げずに反省します。

この真面目さは、時に彼女自身を追い詰めます。それでも、過去と同じ場所にとどまり続けるのではなく、不器用なまま一歩を選び直していく。

派手な変身ではありません。昨日より一言だけ多く話す、相手のそばから立ち去らない、差し出された好意をすぐ否定しない。『氷の城壁』は、そんな目立たない変化を大切に描いています。

最終話で高校3年生になった小雪が、クラスメイトの田中にノートを渡す場面はその象徴です。第1話と重なる構図でありながら、そこに立っている小雪は、かつての彼女と同じではありません。

誰かと話すだけで物語になる。その成長を見届けたあとでは、こゆんの不器用な反応一つひとつまで、たまらなく愛おしく見えてきます。


こゆんと五十嵐翼の関係は?壁を作った過去

こゆんが人間関係に臆病になった背景には、中学時代の同級生・五十嵐翼との出来事があります。

五十嵐はサッカー部に所属する人気者ですが、ずけずけと物を言い、相手の気持ちへの配慮を欠くところがあります。小雪とは中学時代に短期間だけ付き合っていました。

しかし、小雪が心から望んで始めた交際ではありませんでした。周囲の無神経な冷やかしに押され、好きではない五十嵐と付き合う形になったことが、彼女の心に深い傷を残します。

交際そのものだけでなく、自分の気持ちが周囲によって勝手に決められ、人前で話題にされてしまった経験が重要です。小雪にとって「誰かと親しくなること」は、また他人の視線にさらされることと結びついてしまいました。

その結果、「最初から深く関わらなければ傷つかない」という防衛方法を選びます。それが、作品タイトルにも重なる彼女の“氷の城壁”です。

※画像はAIによるイメージ

五十嵐だけを悪者にしない物語

五十嵐との過去は、小雪が傷ついた明確な原因です。ただし作品は、彼一人を単純な悪役として処理していません。

高校で再会した五十嵐には、中学時代とは異なる面も見えてきます。当時の二人には、性格や恋愛への認識の違いがあり、周囲の冷やかしや互いの未熟さも関係していました。

これは被害を軽く扱うという意味ではありません。小雪が受けた痛みを認めたうえで、過去を「悪い人に傷つけられた出来事」だけに固定しないのです。

小雪が五十嵐と向き合うことは、彼を許して元の関係に戻るためではありません。過去に奪われた自分の気持ちを、自分の言葉で捉え直すための行為だったのだと思います。

綺麗な和解に見えるかもしれませんが、その内側には、長い間のみ込んできた本音があります。小雪が相手の顔をまっすぐ見続けられない瞬間や、言葉を選ぶ前の沈黙には、「もう二度と自分の感情を他人に決めさせたくない」という切実さが潜んでいるように感じられます。

声を荒らげるのではなく、自分の傷に自分で名前をつける。静かな場面なのに、こんなにも重い。あの頃のこゆんに、今のこゆんの言葉がどうか届いてほしいと願わずにはいられません。


こゆんの人間関係をネタバレ解説

こゆんの成長は、一人の力だけで起きたものではありません。美姫、湊、陽太との関係を通して、小雪は「人と違っても、一緒にいられる」と知っていきます。

安曇美姫は素のこゆんを知る幼なじみ

安曇美姫は、小雪が比較的自然な姿を見せられる幼なじみです。高校では明るく華やかな「アイドル」のように扱われていますが、本来は大雑把で快活な性格をしています。

近寄りがたい人物像を押しつけられる小雪と、理想的な美少女像を求められる美姫。正反対に見える二人は、周囲から作られたイメージと本当の自分の間で苦しんでいる点でよく似ています。

美姫は、湊が小雪を「かわいそうな孤立した子」として扱わないように釘を刺したこともあります。助けるべき弱者ではなく、一人の対等な友人として小雪を見ているからこその言葉でしょう。

美姫の存在は、小雪にとって安全な避難場所です。ただし、ずっと隠れていられる場所ではありません。美姫に守られながら、小雪が自分の足で新しい関係へ踏み出していく。この距離感が二人の友情の美しさです。

日野陽太とは静かな信頼を築く

日野陽太は湊の親友で、物腰が柔らかく、周囲をよく見てさりげなく気遣える人物です。小雪とは、家族について話したことをきっかけに友人として距離を縮めます。

湊のように積極的に壁を越えるのではなく、陽太は小雪が自分から話せるまで急かしません。沈黙を無理に埋めず、相手の速度を尊重する彼の態度は、小雪にとって安心できるものでした。

小雪に必要だったのは、強引に外へ連れ出してくれる人だけではありません。「話さなくても、ここにいていい」と示してくれる人も必要だったのです。

湊が城壁に扉を作った人なら、陽太はその扉の前で静かに待てた人。その違いが、4人の関係を恋愛だけでは終わらないものにしています。

雨宮湊とは最終的に恋人になる

雨宮湊は、誰に対しても自然に接し、他人との間に壁を作らない人物です。異性からも人気があり、小雪とは正反対に見えます。

ところが湊もまた、内側に複雑な感情を抱えています。人の空気を読むことが得意である一方、自分の本心には鍵をかけ、相手に合わせることで関係を保とうとするところがあるのです。

小雪と湊は早い段階から互いを特別に思うようになります。しかし小雪は好意を信じられず、湊は小雪の態度を脈なしだと受け取ります。

さらに小雪は、湊が陽太に「友達として小雪が好き」と話す場面を偶然聞いてしまいます。湊は聞かれたことを知らないまま、小雪は告白する前に振られたような痛みを抱えることになりました。

その後、湊は小雪への思いを諦めようとして、1学年下の栗木桃香と交際します。しかし、自分の本心を偽ったまま関係を続けることはできず、桃香に別れを告げました。

小雪と湊の関係が決定的に動くのは、単行本12巻収録の第104話「修学旅行2」です。湊が思いを伝え、二人もようやく互いの気持ちを確かめ、恋人になります。

原作最終話は第117話「解氷」。全14巻の物語を通して築かれた城壁が、一度に崩壊するのではなく、人とつながるための形へ変わっていく結末です。

※画像はAIによるイメージ

こゆんが嫌い・苦手と言われる理由を考察

「氷の城壁 こゆん 嫌い」という検索語が見られても、それだけで小雪が多くの読者から嫌われているとは判断できません。

ただ、小雪の考え方をじれったく感じる人がいることは理解できます。相手が好意的でも悪い可能性を考え、言葉で確かめる前に距離を取ってしまうからです。

恋愛の進展も早くありません。気持ちを自覚するまで悩み、自覚したあとも何度もすれ違います。結論を急ぐ読者には、「なぜ話し合わないのか」ともどかしく映るでしょう。

もう一つ考えられるのは、こゆんがあまりにも現実的だからです。会話を終えたあとで失言を疑い、相手の表情を思い返し、自分だけが場違いだったのではないかと悩む。その姿に、自分自身の過去を見せられる人もいるはずです。

「嫌い」という感情の一部には、似ているからこそ直視しにくい苦しさが含まれているのではないでしょうか。

こゆんの沈黙に隠された本音

表面的には、小雪と湊の物語は「孤独な少女が明るい少年に救われる」という美談に見えます。しかし、それだけでは二人の関係を十分に表せません。

小雪は、ただ湊に壁を壊してもらったのではありません。湊を大切に思うからこそ、自分の不安や過去が彼を傷つけることを恐れ、何度も好意をのみ込んでいます。

視線を逸らし、返事までに間が生まれ、言いたいこととは逆の態度を取る。そこにあるのは無関心ではなく、「近づいて失うくらいなら、最初から望まない」という、愛情と恐怖が絡んだ本音です。

湊もまた、誰にでも優しく接することで、自分が本当に欲しいものを見ないようにしていました。小雪の沈黙と湊の社交性は正反対に見えて、どちらも本心を守るための仮面だったのでしょう。

だから第104話で二人が結ばれることは、恋愛の成就だけを意味しません。「好き」と伝えれば傷つくかもしれない、それでも相手に選択を委ねるという決意です。

好きなのに離れ、相手を思うほど黙ってしまう。もう、しんどすぎる。でも、その沈黙を無理に美化せず、言葉にするところまで二人を歩かせたからこそ、『氷の城壁』の結末には確かな温度があります。

最終話「解氷」で小雪が見せる変化も、別人になったということではありません。無口で、考えすぎて、不器用な部分を残したまま、それでも誰かに手を差し出せるようになったのです。

変わるとは、弱さを消すことではない。弱い自分のまま、昨日とは違う選択をすることなのかもしれません。どうか小雪がこれからも、沈黙した自分まで責めずにいられますように。そして湊と、互いの言葉を待てる関係を育てていってほしい。そう願わずにはいられません。


まとめ|こゆんは氷の壁の内側で人を求めていた

『氷の城壁』のこゆんこと氷川小雪は、「女王」と呼ばれる近寄りがたい外見とは裏腹に、人一倍繊細で不器用な高校生です。

公式に確認できる範囲では、身長・誕生日・血液型の具体的な設定は明らかになっていません。物語開始時は高校1年生で、安曇美姫とは幼なじみ、五十嵐翼とは中学時代に短期間交際していました。

その過去から人間関係に壁を作った小雪は、美姫、陽太、そして湊との交流を通して少しずつ変化します。第104話「修学旅行2」で湊と両思いになり、最終話「解氷」では、自分から他者へ働きかけられるほどに成長しました。

こゆんの魅力は、弱さを完全に克服したことではありません。怖がり、考えすぎ、時には後退しながらも、人とつながることを諦めなかったところにあります。


よくある質問

『氷の城壁』のこゆんの本名は?

本名は氷川小雪です。「こゆん」という愛称で呼ばれ、学校では近寄りがたい雰囲気から「女王」とも呼ばれています。

こゆんの身長や誕生日は公式設定で判明している?

素材内で確認されたアニメ公式サイトや集英社の公式情報では、身長・誕生日・血液型を裏付ける情報は確認できません。声優・永瀬アンナさんの誕生日と混同しないよう注意が必要です。

こゆんと五十嵐翼はどんな関係?

中学時代に短期間だけ付き合った元恋人同士です。周囲の冷やかしに押されて始まった交際で、小雪が人間関係に壁を作る大きな原因になりました。

こゆんは最終的に誰と付き合う?

こゆんは単行本12巻収録の第104話「修学旅行2」で雨宮湊と気持ちを確かめ合い、最終的に恋人になります。

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