転生した大聖女は聖女であることをひた隠すの小説はどこで読める?原作の概要と読む順番

幻想的な王国の図書館で開かれたファンタジー小説、古い魔法書と銀色の騎士の剣、背景には黒竜を象徴する影が浮かぶ読書風景 未分類

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』の原作小説は「小説家になろう」で無料公開されており、書籍版は紙と電子書籍で読めます。

2026年10月時点では本編小説13巻、過去編『ZERO』6巻、短編集1巻が刊行されています。初めて作品に触れるなら、本編から読み始め、その後に『ZERO』へ進む順番が分かりやすいでしょう。

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』の小説はどこで読める?

原作小説を読む方法は、無料のWeb小説版と、出版社から刊行されている書籍版の大きく2つです。

どちらも十夜さんによる物語ですが、書籍版にはchibiさんのイラストが加わり、巻によっては書き下ろしエピソードも収録されています。

小説家になろうでは原作を無料で読める

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2019年1月6日に連載が始まりました。

作者は十夜さん。作品ページには現在も連載中と表示されており、2026年10月15日にも新しいエピソードが掲載されています。

公開されている小説本文は、基本的に会員登録なしで読むことができます。

ただし、ブックマーク登録や感想投稿など、一部の機能にはログインが必要です。

項目 内容
原作タイトル 転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す
作者 十夜
掲載サイト 小説家になろう
連載開始日 2019年1月6日
最新掲載日 2026年10月15日
連載状況 連載中
閲覧料金 公開本文は無料
ジャンル 異世界〔恋愛〕
作品識別番号 N7673FF

作品を探す場合は、「小説家になろう 転生した大聖女」と検索すると見つけやすくなります。

検索結果に似たタイトルが並ぶ場合は、作者名の十夜さんと作品識別番号「N7673FF」を確認すると区別できます。

なお、原作ページにはR15指定と残酷な描写を含む旨の注意書きがあります。

物語には比較的明るい騎士団の日常も描かれますが、前世の悲劇や魔人との戦いなど、重い内容も含まれる作品です。

書籍版はアース・スターノベルから刊行

原作小説の書籍版は、アース・スター エンターテイメントの「アース・スターノベル」から刊行されています。

第1巻の発売日は2019年6月15日。Web連載が始まってから約5か月後に書籍化されました。

2026年10月時点では、本編13巻まで発売されています。

最新の本編13巻は2026年9月16日発売で、出版社が案内する紙版の税込定価は1,430円です。

第1巻の紙版は税込1,320円となっています。

ただし、巻によって定価は異なり、電子書籍の価格や販売店のキャンペーンも同一とは限りません。購入時には出版社と各販売店の最新情報を確認してください。

書籍版の特徴は、chibiさんによるイラストが収録されていることです。

また、本編の一部の巻には、Web版とは別に書き下ろしのエピソードが収録されています。

そのため、Web版ですでに物語を知っている場合でも、書籍版には異なる楽しみ方があります。

Kindleなどの電子書籍でも購入できる

書籍版は、電子書籍ストアでも取り扱われています。

出版社の第1巻の商品案内には、Kindle、BOOK☆WALKER、コミックシーモア、ebookjapan、楽天Koboなどの電子書籍サービスが購入先として掲載されています。

ただし、すべてのサービスで同じ巻が同じ価格で提供されているとは限りません。

特に確認したいのは、小説版と漫画版を取り違えないことです。

本作にはコミカライズがあり、検索すると小説と漫画が一緒に表示される場合があります。

原作小説を探す際は、次の3点が目印になります。

  • 著者が「十夜」
  • イラスト担当が「chibi」
  • レーベルが「アース・スターノベル」

漫画版は「アース・スターコミックス」から刊行されているため、レーベル名を見ると区別しやすくなります。

無料で読むならWeb版、書籍ならではの内容を楽しむなら単行本

どちらを選ぶか迷った場合は、読みたい内容によって判断できます。

原作の雰囲気を確かめたいなら、無料公開されているWeb版が便利です。

一方、イラストや書き下ろしエピソードも含めて楽しみたいなら、書籍版が向いています。

ただし、Web版と書籍版では、構成や収録内容が完全に一致するとは限りません。

Web版の何話が書籍の何巻に相当するかを確認するときは、巻ごとの紹介文や収録内容を参考にするとよいでしょう。

僕は、初めての作品であれば、まずWeb版のプロローグから序盤を読み、文章の雰囲気や登場人物に興味を持てるか確かめる方法が分かりやすいと考えています。

そこから書籍版へ移る場合も、物語の出発点となる第1巻から始めれば、設定を整理しながら読み進められます。

※画像はAIによるイメージ

原作小説はどんな物語?フィーアが大聖女の正体を隠す理由

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』は、騎士を目指す少女フィーア・ルードが、300年前の大聖女だった記憶を取り戻すファンタジー作品です。

強大な聖女の力を持ちながら、その正体を知られないように騎士として生きようとする姿が物語の中心になります。

フィーア・ルードは騎士を目指す15歳の少女

主人公のフィーア・ルードは、ナーヴ王国の騎士家に生まれた15歳の少女です。

騎士になることを目標にしていますが、剣術などの身体能力にはそれほど恵まれていません。

そんな彼女が森で出会ったのが、黒い鳥のような姿をした生き物でした。

フィーアは傷ついたその生き物を助けようと回復薬を使いますが、実はその正体は黒竜ザビリアでした。

黒竜との遭遇によって命の危機に陥ったフィーアは、その瞬間、前世の記憶を取り戻します。

かつての自分は、300年前のナーヴ王国に生きた大聖女セラフィーナ・ナーヴだったのです。

同時に聖女としての強大な力も取り戻した彼女は、自分とザビリアを回復させます。

その後、ザビリアと契約を結び、騎士を目指す生活を続けていきます。

前世のセラフィーナが経験した悲劇

フィーアが聖女の正体を隠そうとするのには、前世での出来事が深く関係しています。

セラフィーナは300年前のナーヴ王国の第二王女で、並外れた癒やしの力を持つ大聖女でした。

多くの人々を救い、その功績は後世に伝説として語り継がれるほどでした。

しかし、強大な能力と高い人気を持つ彼女は、王族の一部から疎まれるようになります。

魔王との戦いで力を使い果たした後、セラフィーナは実の兄弟たちに見捨てられ、魔王城に取り残されてしまいました。

そして、生き残っていた魔人によって命を奪われます。

さらに魔人は、再び聖女として生まれ変わった場合にも命を狙うという脅迫を残しました。

この記憶が、転生したフィーアにとって大きな恐怖となっています。

彼女が秘密を守ろうとするのは、単に特別扱いされたくないからではありません。

聖女として生きた結果、裏切られて命を落とした過去があるからです。

一方で、フィーアには困っている人を見過ごせない性格があります。

正体を隠したいと思っていても、目の前の人を助けるために能力を使ってしまう。

この矛盾が、騎士団でのさまざまな出来事につながっていきます。

300年前と現在では聖女の力が違う

本作の世界では、300年前と現在で聖女の能力や立場が大きく変化しています。

かつては精霊との契約によって強い力を持つ聖女が存在していました。

しかし、長い年月の間に精霊との契約が行われなくなり、聖女たちの能力は大きく衰えています。

現在では、わずかな傷を癒やすことにも複数人の聖女が必要になる場合があります。

さらに聖女は希少な存在として崇められ、騎士たちと一緒に戦うより、特別な客人のように扱われるようになりました。

ところが、フィーアが持っている知識は300年前のものです。

彼女にとって普通の魔法であっても、現代の人々にとっては失われた伝説の技術に見えてしまいます。

フィーアは正体を隠しているつもりでも、行動そのものが周囲の注目を集めてしまうのです。

ここには、強大な能力を持つ主人公と周囲の認識の違いから生まれる面白さがあります。

また、物語には黒竜騎士団総長サヴィス・ナーヴ、第一騎士団長シリル・サザランド、第四魔物騎士団長クェンティン・アガターなど、多くの人物が登場します。

それぞれの人物がフィーアを異なる角度から見ているため、原作小説では本人と周囲の認識の差も楽しめます。

※画像はAIによるイメージ

原作小説を読む順番は?本編・ZERO・短編集の違い

初めて読む場合は、本編1巻から順番に進める方法が基本です。

その後、300年前を描く『ZERO』へ進むと、本編で語られるセラフィーナの過去をより詳しく理解できます。

おすすめの順番は本編からZERO、最後に短編集

シリーズには、本編小説、前日譚の『ZERO』、短編集があります。

それぞれの内容と2026年10月時点の刊行状況は、次のとおりです。

種類 刊行状況 主な内容
本編小説 13巻まで発売 転生後のフィーアの物語
ZERO 6巻まで発売 300年前のセラフィーナの物語
短編集 1巻発売 本編の特典短編や新規書き下ろしなど

本編は2019年6月15日に第1巻が発売され、2026年9月16日に第13巻が発売されました。

一方、『ZERO』は2022年7月15日に第1巻が発売され、2025年10月16日に第6巻が発売されています。

そして2026年10月15日には、短編集1巻も発売されました。

初めて読む人にとっては、現在のフィーアを中心とした本編から進めると、登場人物や世界の設定を把握しやすくなります。

ZEROはセラフィーナの幼少期から始まる

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す ZERO』は、本編より約300年前を舞台とする前日譚です。

原作者の十夜さんによる書き下ろし作品で、幼いセラフィーナの物語が描かれています。

セラフィーナはナーヴ王国の王女として生まれましたが、生まれつき目が見えず、森でひっそりと暮らしていました。

幼い精霊たちと穏やかに過ごしていた6歳の彼女のもとへ、従兄のシリウス・ユリシーズが訪れます。

シリウスは若くして騎士団副総長を務める人物です。

彼はセラフィーナを王都へ連れ戻そうと無理強いするのではなく、彼女に寄り添いながら森で時間を過ごします。

その後、ある事件をきっかけにセラフィーナの能力が覚醒していきます。

本編では過去の大聖女として語られるセラフィーナですが、ZEROでは彼女自身の成長や周囲との関係が中心になります。

2025年10月16日に発売されたZERO第6巻では、魔人との遭遇を受けた王国の動きや、セラフィーナが聖女騎士団で修行を始める展開が描かれています。

本編の背景を知るための作品であると同時に、独立した過去編として読むこともできる構成です。

短編集1巻には書き下ろしエピソードも収録

2026年10月15日に発売された『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 短編集1』は、本編14巻とは別の書籍です。

出版社の発表によると、過去の特典ショートストーリーや、新たに書き下ろされたエピソードなどが収録されています。

具体的には、単行本1巻・2巻の特典短編、騎士団長たちが活躍する新規エピソード、騎士団適性診断チャートなどが含まれます。

さらに、フィーアの等身大フィギュア製作に関するインタビューや、サザランドの料理レシピといった特別企画も収録されています。

出版社が案内する紙版の税込定価は1,540円です。

本編の続きを収録した巻ではないため、購入時にはタイトルの「短編集1」という表記を確認する必要があります。

漫画版と小説版の巻数は異なる

本作にはコミカライズもあります。

本編漫画のタイトルは『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』で、作画は青辺マヒトさんが担当しています。

2019年12月19日に漫画の連載が始まり、2026年10月9日にはコミックス15巻が発売されました。

また、ZEROの漫画版は海楠さんが作画を担当し、2026年10月9日にコミックス6巻が発売されています。

したがって、検索結果で「15巻」と表示されていても、それは漫画版の巻数である可能性があります。

小説を探している場合は、巻数だけでなく、著者とレーベルを確認すると混同を避けられます。

本編から読むとフィーアの秘密を段階的に理解できる

ここは僕自身の見方ですが、本編とZEROの順番によって、物語の受け取り方は少し変わると思います。

本編を先に読む場合、読者はフィーアの現在を通じて、300年前に何が起きたのかを徐々に知ることになります。

一方、ZEROから読む場合は、セラフィーナが誰と出会い、どのような関係を築いたのかを知ったうえで、転生後の物語へ進めます。

本編では、フィーアが秘密を隠そうとしているにもかかわらず、困っている人を助けるために力を使ってしまう姿が描かれます。

しかし、その行動の背景には、前世で聖女として生きた経験があります。

僕が興味深いと思うのは、彼女が単純に過去を捨てて新しい人生を選んだわけではないという点です。

聖女として生きることを恐れながら、聖女としての優しさを手放すこともできない。

本編を読んでからZEROへ進むと、そうしたフィーアの矛盾を違う角度から考えられるかもしれません。

また、Web版にはSIDEエピソードや挿話が多く収録されています。

騎士団総長サヴィス、第一騎士団長シリル、黒竜ザビリアなど、主人公以外の視点が加わることで、フィーア本人には見えていない周囲の反応も描かれます。

小説という形式だからこそ、人物ごとの考え方を整理しながら楽しめる部分でしょう。

初めて読むなら本編、過去の関係性が気になったらZERO、登場人物の別の一面を楽しみたいなら短編集。

このように分けると、シリーズを無理なく読み進められます。

※画像はAIによるイメージ

まとめ:原作小説は無料のWeb版と書籍版から選べる

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』は、十夜さんによるライトノベルで、2019年1月6日から小説家になろうで連載されています。

原作小説はWeb版で無料公開されており、書籍版はアース・スターノベルから紙と電子書籍で刊行されています。

2026年10月時点では本編13巻、ZERO6巻、短編集1巻が発売されています。

初めて読む場合は本編1巻から始め、フィーアの前世について詳しく知りたくなった段階でZEROへ進むと、物語の流れを理解しやすいでしょう。

本編の大きな特徴は、圧倒的な力を持つ少女が、その正体を隠しながら騎士として生きようとする点です。

そしてZEROを読むことで、その秘密の背景にある300年前の出来事を、より詳しく知ることができます。


よくある質問

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』の小説は完結している?

2026年10月26日時点では完結しておらず、小説家になろうで連載中です。最新エピソードの掲載日は2026年10月15日となっており、今後の更新状況は作品ページで確認できます。

ZEROから読み始めても問題ない?

ZEROは300年前を舞台とする前日譚なので、過去の物語から読み始めることもできます。ただし、本編で少しずつ明かされる過去の事情を先に知ることになるため、初めてなら本編から進める方法が分かりやすいでしょう。

原作小説の14巻は発売されている?

2026年10月26日時点では、本編の小説は13巻まで刊行されています。2026年10月15日に発売された新刊は「短編集1」であり、本編14巻とは別の書籍です。

相沢 透(あいざわ・とおる)

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